おくのとちくのみんわ・ほうげん




猿鬼伝説(さるおにでんせつ)  
 
大西山には、昔、猿鬼が住んでいたという話が伝わっています。
頭は赤くはれて髪(かみ)の毛はちぢれ、体も毛むくじゃらの大きな怪物(かいぶつ)。
さあて、どんな伝説が伝わっているのか、調べてみましょう。







なき桜物語(なきざくらものがたり) 

各地に伝わる弘法大師伝説は、珠洲市宝立町にも伝わっています。
桜の木からなき声が聞こえる。
それはなぜなのか・・・。 このお話を読むとわかります。







蝉折の笛(せみおれのふえ)

珠洲市三崎町寺家の須須神社(すずじんじゃ)には、源義経にまつわる蝉折の笛伝説が伝わっています。
蝉折の笛とは、鳥羽天皇が宋の国(今の中国)から送られた蝉のような節のついた漢竹の笛で、その節のところから折れてしまったところからついた名前です。







恋路物語(こいじものがたり) 

恋路には、男女の悲しい恋の物語が伝わっています。
多くの観光客でにぎわう恋路の火祭りは、海にかがり火をたいて岩場で会っていた二人の霊(れい)をなぐさめるために行われています。







さんにょもん話  
 
「さんにょもん」は、江戸時代、珠洲市三崎町引砂に実際にいた人物で、数多くのとんち話が残っています。
機転(きてん)をきかせて人を助けたり、時には人を困らせたりしますが、にくめない人だったそうです。







珠洲(すず)の方言による会話例  
 
同じ石川県でも、地域によってかなり話し言葉やそこから生み出される雰囲気がちがいます。
さらに、その同じ地域の中でも、子どもたちとお年寄りの話している言葉づかいや抑揚(よくよう)のちがいも発見できるでしょう。
珠洲の方言による会話を聞いてみましょう。