ものづくり




太鼓(たいこ)づくり

太鼓(たいこ)は原始時代から使われており、日本でも奈良時代の「古事記(こじき)」という本に、「つづみ」として登場します。
江戸時代の加賀藩(かがはん)では、武芸(ぶげい)より文化芸能(ぶんかげいのう)に力を入れたことから、軍事用の皮革(ひかく)製品に加え、能楽(のうがく)、邦楽(ほうがく)、神事(しんじ)、仏事(ぶつじ)、祭礼(さいれい)用の楽器として太鼓の製造が盛んになり、現在に至っています。




輪島塗(わじまぬり)

輪島塗は美しさとじょうぶさで全国的に有名です。
輪島市内には輪島塗の漆器(しっき)を売る店が数多くあります。
店で働く人や輪島塗の職人など、輪島塗に関係した仕事をする人もたくさんいます。
昔も今も、輪島塗は輪島市にとって大切な産業となっています。






田鶴浜建具(たつるはまたてぐ) 

田鶴浜建具は、350年余りの歴史をもち、その伝統ある技術は今日にも受け継がれています。
職人が仕上げる組子には、繊細(せんさい)で、かれんな美しさが表現されています。
「障子」「ふすま」「書院」など、いろいろな工夫されたデザインの建具が作られています。





木箱(きばこ)づくり

茶碗やお菓子などが、木の箱に入れられているのを見たことがありますか。
昔は指物師(さしものし)が技を生かして箱作りをしていましたが、それでは大量生産はできません。
納期や数量など客のニーズに応え、企業的に発展してきた木箱会社の箱作りのようすを見てみましょう。





すべての人にやさしい車づくり
   〜ユニバーサルデザインを考えた車〜

車づくりの新しい取り組みが始まっています。
それはだれもが乗りやすく、使いやすい、やさしさいっぱいの車です。
ここに出てくる車は、乗る人すべてのためにどんな「やさしさ」にこだわって作られたのでしょうか。





便利でだれもが使いやすい日用品づくり
 
  〜ユニバーサルデザインを考えた日用品〜

小さな子どもでもお年よりでも使いやすい道具は、だれにでも使いやすいはず。
そんな発想から生まれた「あると便利な道具」が次々と開発されています。
あなたもこれをヒントに、すてきなアイデアを考えてみませんか。





ペットボトルの再生工場

石川県内に1つしかないこの工場では、県内各地からペットボトルが集められてきます。
異物(いぶつ)を取りのぞいたあと、機械を使って裁断(さいだん)され、フレーク状になるところまで加工されます。


フレーク状:薄いかけらの状態にしたもの