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平成21年に開校した本校は、能登半島の先端近く、世界農業遺産「能登の里山里海」の地、石川県鳳珠郡能登町(ほうすぐんのとちょう)に位置し、各学年地域産業科1クラス、普通科1クラスの高校です。
地域産業科は1年後期より農業・水産・商業の3系列に別れ、専門的に学びを深め、多くの資格取得を目指しています。普通科は2年次より文系・理系・福祉の3系列に別れ、自分の進路に応じた学習を進めます。このように能登高校は、様々な分野の学習を深く学ぶことができ、あらゆる進路を実現することができる学校です。
内閣府所管の「地域高2留学」を始めて5年目になります。これまで普通科・地域産業科でそれぞれ5人が学んでいます。育った環境も文化も違う高校生同士が出会うことで、留学生も本校生徒も自分の新たな一面を発見し、価値観の変容につなげ、人生の選択肢を広げています。本校での学びをきっかけに、希望進路が明確になり実現させた留学生も毎年います。何よりもありがたいのは、留学を終えた後も、何度も学校に顔を出してくれる生徒が多いことです。
学習面では、平成26年度に石川県で初めて設置された、公営塾「鳳雛塾(ほうすうじゅく)」と連携した、授業・進路指導を行っています。ここでは、大学受験に焦点を当てた指導に特化するのではなく、主体的に学ぶ姿勢を身につけ自分の学力に応じた学習を通じて進路実現につながっています。
部活動では、昨年度男子ソフトテニス部・女子ソフトテニス部・アーチェリー部・書道部が全国大会に出場しています。校長室前には7本の優勝旗、校長室にはトロフィーや優勝カップが27個並んでおり、生徒達の活躍を誇りに思っています。
令和6年1月1日に能登半島地震がありました。全国の学校、企業、自治体、NPO法人等各種団体から多くの支援をいただき、同年10月には地域産業科の実習を再開させることができました。今回の被災をきっかけに、多くの方々との縁をいただき、生徒会活動や部活動の場が広がったことに感謝申し上げます。
中学生やその保護者の皆様へ : 寮の併設が能登高の大きな特徴で、遠方の方でも入学できます。寮生は、現在、グラウンドに立つ仮設寮で生活しています。校舎の横にあることから、朝練習に励む部活動もあり、全国から集まる生徒が有意義な高校生活を送っています。自身の進路開拓を積極的に行いたい、部活動で活躍したいと思っている中学生の皆さんは、この能登高で自分だけの花を咲かせてみませんか。来年、お会いできることを楽しみにしています。
地域の皆様やHPをご覧になった皆様へ : 生徒が思う存分活躍できるのも、能登町様や「能登高校を応援する会」様からのバックアップがあるからこそであり、感謝いたしております。今後も積極的な教育活動を展開し、生徒の夢の実現のため邁進して参りますので、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。