学校長挨拶

  皆様、こんにちは。この度は、能登高校のホームページを訪問していただき、ありがとうございます。

  本校は、能登半島の先端近く、石川県能登町に位置し、各学年地域産業科1クラス、普通科1クラス、全校生徒171名の小さな高校で、本年が15年目です。

  普通科は2年次より文系・理系・福祉の3系列に別れ、自分の進路に応じた学習を進めます。地域産業科は1年後期より農業・水産・商業の3系列に別れ、専門的に学びを深め、多くの資格取得を目指しています。このように能登高校は、様々な分野の学習を深く学ぶことができ、あらゆる進路を実現することができる学校です。

  一昨年度より内閣府の「地域みらい留学365」が始まりました。初年度は1名が香川県から、2年目は東京都・神奈川県・福井県から計3名が留学してきてくれていました。今年度は、東京都から1名、神奈川県から2名が普通科に留学しています。育った環境も文化も違う高校生同士が出会うことで、留学生も本校生徒も自分の新たな一面を発見し、価値観の変容につなげ、人生の選択肢を広げてくれるものと期待しています。

  毎日の学校生活では、生徒は落ち着いて学習に励んでいます。英語、数学を中心に習熟度別授業を行ない、生徒の到達度に応じた学習体制を敷いている他、個別学習指導も行なっています。また、平成26年度に石川県で初めて設置された、公営塾「鳳雛塾」と連携し、支援体制を拡充しており、近年進路実績は向上しています。

  部活動でも、昨年度は、男子ソフトテニス部・女子ソフトテニス部・アーチェリー部・相撲部が全国大会に出場しています。また、地域産業科は、情報処理競技で全国大会に出場しています。校長室前には8本の優勝旗、校長室にはトロフィーや優勝カップが28個並んでおり、生徒達の活躍を誇りに思っています。

  中学生やその保護者の皆様へ : 能登高の特徴として、宇出津校舎(本校舎)から車で20分ほどの所に寮があり、遠方の方でも入学できます。自身の進路開拓を積極的に行ないたい、部活動で活躍したいと思っている中学生の皆さんは、この能登高で自分だけの花を咲かせてみませんか。来年、お会いできることを楽しみにしています。

  地域の皆様やHPをご覧になった皆様へ : 生徒が思う存分活躍できるのも、能登町様や「能登高校を応援する会」様からのバックアップがあるからこそであり、感謝いたしております。今後も積極的な教育活動を展開し、生徒の夢の実現のため邁進して参りますので、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。

第7代校長 屋敷 秀樹