なかのとちくのみんわ・ほうげん




鹿島(かしま)の民話  
 
不動滝の滝つぼのところに、なわを持った不動さまをまつってあります。
この不動滝には、いくつかの伝説があります。
語り部の大和みどりさんのお話をビデオを見ながら聞いてみましょう。
大和さんが語る「屁(へ)売りじいさ」のお話もおもしろいですよ。






鹿島(かしま)の方言 

中学生が、お年寄りの方が集まる「天平の里」(てんぴょうのさと)で、方言について取材しました。
お年寄りの方がどんな方言でお話されるか、聞いてみましょう。
取材の仕方も参考になりますよ。







地蔵(じぞう)さまのけんか

中島の鳥越の田んぼの中に、村の人から太郎助地蔵と呼ばれている左手のない地蔵さまがあります。
そこからすぐ近くの町屋には首のない辻堂地蔵さまがあります。
二体の地蔵さまは昔ははげしいけんかをしたと、人々の間で言い伝えられていましたが、本当は別のわけがあったのです。







白比丘尼(しらびくに) 

富来の海岸ぞいや平地には、椿の群生地(ぐんせいち)が多く見られます。
椿の木には、こんな言い伝えがあります。
「昔、白比丘尼や八百比丘尼(やおびくに)と呼ばれた美しい尼(あま)さんが日本海側の半島や港に、椿の木を植えて歩いたそうな。」





宝達権現(ほうだつごんげん)さま  
 
上田の浜(今の米出の浜)は、あまりにも本在所から遠いので、漁に出る人もなく、夏になると、水死事故が出たりするので、土地の人々は、大変やっかいに思っていました。
そこで、上田の浜は米出村へ「かいもち」一重と交換されたといわれています。





押の泉(おしのいずみ)  
 
宝達山(ほいだつさん)の山すそは広く平野が開けていますが、この山すそに紺屋町(こんやまち)という在所があります。
ここに、一人の心やさしいおばあさんが住んでいました。
ある日のこと、見るからによごれた衣を身にまとった旅の坊さんが、つえをつきながら、ひょっこり、おばあさんの家へやって来ました。






うのけの民話  
 
かほく市の横山というところにある不湖(ふご)の池には、かた目のふなが住んでいるという言い伝えがあります。
ふなは、どうしてかた目になってしまったのでしょう。
民話「かた目のふな」を共通語や方言で聞いてみましょう。